CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
PROFILE
OTHERS

覚え書き

海淵
0
    掬い上げるのが貴方なら
    いっそこのまま沈んでいた方が
    まだずっと幸せだと思う

    縷々と続いていく
    見えない糸を手繰るように
    冷たい海の底の野辺を歩く
    底には燃え尽きた灰の道
    埋葬された痛みが裸足の裏に
    灼けつくのに凍えて暗い
    海の底
    | アベゲ | 13:27 | - | - | - |
    緑雨
    0
      潮の流れをその身に宿して
      赤く滾る血潮の鼓動は心地よい響き
      陽の輝き浴びた金糸の髪を靡かせて
      御空へ口遊む音色は風との調和
      白い足首は穢れを知らず
      緑褥の大地を踏み鳴らし
      清んだ瞳は海原の紺碧に染まってゆく
      お前は母なる海に愛された御子
      消えた世界で降り頻る雨はお前の涙か
      或いは空が泣くのか海が泣くのか
      風が啼いているのか、それとも……
      | スコオリ | 13:25 | - | - | - |